“プロフェッショナルとは”~後編~ 仕事の高み、匠の領域へ 真のプロフェッショナルとは

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おかぴ
おかぴ

こんにちは、おかぴです。

今回は“プロフェッショナルとは”についての後編となります。
前編がまだの方は先にそちらをご覧ください。

>”プロフェッショナルとは”~前編~お金を貰えればプロ?持つべきはプロ意識

前編では“プロ意識”を持つことの大切さをお話ししました。
後編ではそこからさらに、“真のプロフェッショナル”が持っているモノ、常に意識し実行していることを解説していきます。

“プロ意識”を持つ 
前編でもお話した通り、当然“プロ意識”を持っています。
お客様のニーズ、または会社の利益のためにどうすべきかを常に考え、技術の向上、改善を行っています。
そのために細かい目標と大きな目標を設定し、その達成のために日々考え行動しています。

“本質を見抜く力”がある 
やはりこれは外せないでしょう。分かっているのが前提と言っても過言ではありません。
“真のプロフェッショナル”は常に本質を見抜き、目的をハッキリ理解しています。
そしてその目的のための最適な道筋を立て、無駄のない動きをし、完璧な品質を維持します。
“本質を見抜く力”については別記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

>“本質とは “幸せな人ほど知っている、本質の意味と見抜く力の重要性と見抜き方

〇安全第一
とにかく安全は最優先です。
ケガや病気をして働けなくなり、生活も苦しくなり、家族や周りの人に迷惑をかけてしまっては元も子もありません。
何より、一番苦しむのはあなた自身です。 
常の周囲の安全を確認し、危険や脅威は排除しましょう。
安全確認はやり過ぎなくらいでもかまいません。
何かあってからでは遅いのです。

事故が起きる時の殆どは、焦りと油断が起因しています。
焦りそうになった時は一度立ち止まってゆっくり深呼吸をし、冷静に考えてみましょう。
焦る必要なんてありますか?頭を冷やし、クールに行きましょう。
油断大敵という言葉があるように、油断は時に取り返しのつかない大きな失敗を引き起こします。
慣れているからといって油断しない、過信しない、ナメない。
1万回やって大丈夫でも、1万1回目で思いもよらぬ事態が起こることもあります。
常に注意を怠らないようにしましょう。

そして万が一、事故が起きてしまった時の為に事前に対応策を練り、行動すべきことを決めてシミュレーションをしておくことも大切です。
最悪の事態を想定し、しっかり準備しておきましょう。
あなたの行動があなたと誰かの命を助けるのです。

〇経験が豊富
とにかく経験が豊富です。
そして一度経験したことは忘れませんし、きちんとメモを残しています。
更に誰が見ても分かるようにマニュアルも作っています。
非常に引き出しが多く、どんな事態にも瞬時に対応できます。
行き詰まったらその人に聞けば的確なアドバイスを貰える。
そんな人になりましょう。

〇こだわりを持ち、妥協しない
これが一番“真のプロフェッショナル”のイメージに近いのではないでしょうか。
とにかくこだわります。細部までめちゃくちゃこだわります。
そしてどこまでも妥協しません。自分の思う完璧なイメージに仕上げます。
「こんなもんでいいか」「大体でいいか」は絶対にありません。
因みに私はこんな経験があります。

おかぴ
おかぴ

大体こんな感じでいいですかね?

マジもんのプロぱんだ
マジもんのプロぱんだ

大体なんて許さんぞ!やり直しじゃ!!

めっちゃ怖かったです(笑)。
鬼のように厳しい人でしたが、その人の教えにより自分でも驚くほど成長しました。

他の例えで言うと、規格が±0.01mm以内という物があったとします。
“プロ意識”が欠けている人は、「規格ギリギリでも入ればいいや」という考えです。
“真のプロフェッショナル”は限りなく0.00mmを目指します。あっても0.002mmまででしょう。
因みに私も“そっち側”の人間です。

〇再現性がある

ぱんだ
ぱんだ

再現性って?

おかぴ
おかぴ

簡単に言えば、何度やっても同じ結果になる、出来るということだよ。

同じことをもう一度やってみてと言っても、ほぼ全く同じ結果を狙って出すことが出来ます。
それほどの技術力がありますし、私の仕事の機械保全で言うと、治具や計測器具を賢く上手に使って同じ位置、同じ数値に合わせることで再現性を出すことも出来ます。
特にモノ作りにおいては、高品質を維持するためにもこの再現性は非常に重要になってきます。

〇感覚が鋭い
普通の人よりも感覚が異常に鋭いです。
通常では違いが分からないものがハッキリどこが違うか分かる。
見えていないものが見える。等、より繊細に物事を感じ、見ることが出来ます。
この感覚は生まれ持ったものもありますが、鍛えることも出来ます。
また私の経験の話になります。

マジもんのプロぱんだ
マジもんのプロぱんだ

まだ中心出てえんな。やり直し。

おかぴ
おかぴ

え、どう見ても中心なんやけど…
直したフリしてもう一回このまま出してみるか(笑)

おかぴ
おかぴ

出来ました!
確認お願いします!

マジもんのプロぱんだ
マジもんのプロぱんだ

なんも変わってえん!やり直し!

おかぴ
おかぴ

えーまじか本物やん。

この人は本当にやばいと思いましたね。
鍛えられたかいあって、自分もその人に認められるようになり、今では他の保全者では分からない領域にまで到達できました。
このように、今まで認識できなかったことが、“分かる人”に鍛えられることで認識できるようになります。
鍛えるためにも鍛えられるだけのポテンシャルを持っていないといけないのかもしれませんが、自分にはどうせ分からない。ではなく、その感覚を知ろうという気持ちが大切です。
きっと今までと世界が違って見えるでしょう。

〇見た目にもこだわる
“真のプロフェッショナル”は見た目にもこだわり、出来栄えが非常に美しいです。
綺麗に整列され、使う人のことを考えられた配置、行き届く優しさ。
それを見ただけで作った人の人となりが分かるほどきめ細かい仕上がりです。
この人は絶対信用できるなって思わせてくれます。
一見必要ないだろうと思うところまでこだわる姿勢が“真のプロフェッショナル”を感じさせてくれます。
粋で格好いいですな。

かば・こびと
かば・こびと

やっぱり良い物は見た目も綺麗で美しいよの。

おかぴ
おかぴ

まさに“プロの技”やね。

〇成長し続ける
一握りの領域に辿り着いてなお、成長を続けます。
決しておごり高ぶりをせず、偉そうにならず、謙遜し、絶えず技術を磨き、新しい知識を取り入れ、
感謝し自分が出来ることを模索し続けます。
そしてその積み重ねが、大義を成すのだと思います。

〇優しく、愛情がある
とても自分に厳しく、仕事のこととなると他人にも厳しいですが、自分が何年も苦労して培った経験や知識、技術を惜しげもなく披露し、相手の成長、未来のために尽くしてくれます。
そして出来るようになったらきちんと評価し褒めてくれます。
本当に優しい人は自分の損得度外視で、真に相手のことを想って行動できる人だと私は思います。
そしてその優しさこそが愛情であり、“真のプロフェッショナル”は心から相手のことを想える愛情深い人だと思います。

まとめ
どの項目も“真のプロフェッショナル”が持つ重要な要素でした。
到底一朝一夕で身に付くものではなく、とても長い年月と経験が必要です。
途方もないかもしれませんが、自分には無理だと思わないでください。
例え成し遂げられなかったとしても、そこに向かう努力と経験がきっとあなたを幸せにし、
“人生をより豊かに”してくれます。

今日の自分より明日の自分。1年後の自分、10年後の自分。と、成長を続けていきましょう。
そしていつか成れるはずです。“真のプロフェッショナル”に。

ぱんだ
ぱんだ

本当の意味でプロになるのってマジで大変そうやな。
でも頑張ってみようかなって気にはなれたかも。

かば・こびと
かば・こびと

途方もないことに感じるけど一歩ずつやの。

おかぴ
おかぴ

私も本当に苦労しました。
何度ぶん殴ってやろうと思ったことか…
それでもこの経験が自分にとって大きなものをもたらしてくれると信じてやってきました。
そのかいあって、こうして私の経験をお話しでき、少しでも皆さんの
“人生をより豊かに”するお手伝いが出来たら幸いです。

私もまだまだ未熟者なのでこれからも一緒に頑張りましょう!

こちらの記事も併せてご覧ください。

>“本質とは “幸せな人ほど知っている、本質の意味と見抜く力の重要性と見抜き方

>”繊細な人(HSP)” ~前編~ 音編 実はその音ストレスです

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