
こんにちは、おかぴです。
今回は“男性の育児休業”について、取得すべきなのか、何ヵ月必要なのか、休業に必要な書類、給付金はいつ貰えたかなど、実際に育児休業を取得した私の経験を元にお話し致します。
2025年5月15日時点で
長男 3歳 保育園に通う年少さん。
次男 約生後3ヵ月半
2児の父で、次男の出産時に育児休業を取得しました。
“男性の育児について”の私なりの考えを記事にまとめてあるので、そちらも併せてご覧ください。
記事投稿時の私の状況も詳しく書いてありますので、ご参照ください。
“男性の育児について” 手伝う、協力するはNG? それはあなたの責務です。絶賛子育て奮闘中の2児の父が語ります

男の育休ってそもそも必要なん?取る意味あるんか?

あんたまじ世の中の女性敵に回してるざ。

実際育休取ってみたんやけど、どうやったか感想話すわ。
〇育児休業の概要について
私が理解している範囲で簡単にご説明します。
※私の情報が間違っている可能性もあるため、他のいくつかのサイトでも調べてみることをオススメします。
・育児休業の取得の仕方
会社に育児休業取得日の1ヵ月前までに必要書類を提出して取得します。(厳密には産後提出する物もあります。詳細は後述します。)
給付金は会社からハローワークに申請手続きをして支給されるという流れになります。
※給付金は会社からではなく、ハローワーク(国)から支給されるものです。認識を間違えないようにしましょう。
・育児休業を取得出来る期間
原則、出産予定日から1歳になる前日までの1年間となります。
「産後パパ育休」という制度もあり、育休を細かく分割して取得出来るようです。
上手く利用出来る方もいるのでしょうが、私は分割無しで取得日数が完全に決まっていたため、この制度は利用しませんでした。そもそも会社から説明すらありませんでした(笑)
・出産予定日より前に出産した場合
1回に限り、育休開始日を繰り上げて取得することが可能です。
しかし少し複雑な条件があります。
「育休開始日を変更して繰り上げる際は、変更後の育休開始日の1週間前までに変更の申し出をする必要がある」のです。
加えて、「事業主は申し出があった日の翌日から1週間以内の期間で開始日を指定できる。」とのこと。
ん~ややこしい…
つまり育休開始日を変更するにしても、最短で申し出をした1週間後にしかこちらからは指定できないのです。
ただ、事業主は申し出日の翌日から1週間以内で開始日を指定できるので、会社と折り合いが付けば申し出日の翌日から育休を開始出来るというわけですね。
例えば、育休開始日を出産予定日の5月15日からにしていたとして、10日早い5月5日に出産し、その日のうちに変更を申し出た場合、こちらからは最短で5月12日からしか指定できません。
しかし、事業主が5月6日から取っていいよと言ってくれれば、申し出日の翌日から休めるというわけです。
まぁ難しく考えず、育休取得日を変更する場合は都度会社に相談しましょう。私だったら数日であれば有給で休みます(笑)
・出産予定日より後に出産した場合
出産予定日を過ぎてしまった場合でも、1回のみ育休開始日を繰り下げる(遅らせる)ことが可能です。
まだ産まれていなくても当初の申し出通りの出産予定日からも開始できます。この場合でも育休期間は子供が1歳になる前日までとなります。よって1年以上育休を取得したケースもあるようです。
ただし、給付金の対象となる期間が”出産日から”となるため、出産予定日(育休開始日)から実際に出産した日の前日までの期間は給付金が支払われません。ご注意ください。
私の場合、出産予定日から入院日数を予測し、退院日から休むように申請していました。
実際の出産は予定日より2日遅れましたが、当初の申し出通り問題なく取得することが出来ました。
・育児休業給付金について
“育休開始から180日目までは給与の67%。それ以降は50%の支給”となります。
社会保険料も免除となるため、180日間は実際は約8割ぐらい貰えていることになります。
因みに給与とは、月の基本給+手当諸々込みの総支給額からの計算になるようです。(たぶん)
私が実際に貰った金額は総支給額の67%で、社会保険料の免除額と合わせると丁度80%でした。
※2025年4月から新たに「出生後休業支援給付金」が創設され、最大28日間はほぼ10割給付されるようになりました。もう少し早く創設してくれれば…
・育児休業給付金はいつ支給されるのか
育休開始から約3ヵ月後に支給されます。2ヵ月分が振り込まれます。
私の場合、1月末から3月31日までの約2ヵ月間取得し、4月21日に支給されました。

少しややこしく感じる部分もありますが、難しく考えず、不安なことは会社に相談してみましょう。
今後新たに制度が創設されたり、変更になることもあるかもしれないので都度きちんと調べるようにしましょう。
〇男性の育児休業 取得すべき?
結論、私は取得すべきと思います。
理由をご説明します。
まず、産後ママの身体は大ケガを負ったような状態にあります。
ある程度動けるようになるまでは最低でも1ヵ月は必要だと思います。
それでも完治したわけではないですし、まだまだ安静に過ごすべきと思います。
加えて、赤ちゃんは1ヵ月検診があり、結果に問題がなければ外に出られるようになります。
それまでは外出がほぼ出来ないため、買い物すらまともに行けません。
ママや赤ちゃんの身の回りのお世話をするためにも、育児休業を取得すべきと考えます。
何よりママの安心感が違います。二人で赤ちゃんを見ることで、身体的負担も減りますし、精神的にも安心して余裕を持って育児に取り組むことが出来ます。
パパも最初から育児を経験することにより、育児に対して抵抗が無くなりますし、子供との信頼感も増します。
休業して仕事から一旦離れることにより、リフレッシュにもなります。ただし、育休中に仕事のことを考えなくていいように、休業前にきちんと引継ぎを済ませておきましょう。

確かに説明聞くと休んだ方が良い気がするわ。

女性としては休んでくれた方が絶対安心やわ。

最近は育児休業を進める会社も増えてきたし、ずいぶん休み安くなってきてるよ。
私は育休取得をオススメします!
〇実際に取得した期間は?何ヵ月必要?
私は1月末から3月31日までの約2ヵ月間取得しました。
まずは前述した通り、最低でも1ヵ月は必要だと思います。
私はそこからもう少し余裕を見た方が良いと思い、プラス1ヵ月の計2ヵ月間取得しました。
3ヵ月以上となると、私の場合は育休の給付金だけでは生活するだけで赤字なので、貯えが無かったわけではないですが、メリットデメリットを天秤にかけた結果、2ヵ月までとなりました。
しかし、実際2ヵ月休んでみて、意外とあっという間で生活に慣れてきた頃に終わってしまったので、3ヵ月取れば良かったなと思いました。
本心を言えば、私は休めるなら休みたいタイプの人間なので、経済的に余裕があるなら1年休みたかったです(笑)

最低1ヵ月。
出来れば2ヵ月。
経済的余裕があれば3ヵ月取得することをオススメします。
〇育児休業取得時に提出した書類。
各々の会社にもよると思いますが、まず上司、事務員さんに育児休業を取得したい旨を早めに連絡しましょう。私は安定期に入った後、予定日の5,6ヵ月前には連絡しました。
事務員さんに連絡後、提出する書類を教えてもらいました。
以下が提出した書類になります。
・休職願 会社から貰い、希望の日にちを記入し、休業する1ヵ月前までに提出しましょう。
・休業申出書(育児) 上に同じ。
以下産後提出する物。
・母子手帳の出産予定日の記入があるページのコピー ←産前でもOK
・母子手帳の出生届印が押してあるページのコピー
・母子手帳の保護者名の記入があるページのコピー
・預金通帳の口座番号等が記入してあるページのコピー ←産前でもOK
・認め印(育児休業給付金の申請に必要 100均のでいい) ←産前でもOK
・産まれた子供の名前、フリガナ、性別、マイナンバーの数字 ←保険証の作成に必要 住民票でも可
・妻の令和5年の源泉徴収票のコピー(子供は令和7年1月産まれ) ←保険証の作成に必要
・休業日を変更する場合は、休業期間変更申出書に記入の上提出してください。
以上になります。あくまで私が提出した書類です。
大きくは違わないと思いますが、会社や状況によっても違う可能性があるので、
必ず会社に確認するようにしてください。
〇育児休業中のタイムスケジュール
・7時起床。 長男を起こし、自分と長男のご飯の準備、身支度を済ませる。
・8時過ぎに保育園に連れていく。 帰宅後、妻が起きてきているので次男の世話をバトンタッチ。
・日中は私がメインで次男を見ます。 妻は昼寝をしたり適当にのんびり過ごします。昼食は私が作ったり妻が作ったり、その時の状況によってでした。
・17時に長男を迎えに行きます。 帰宅後、子供たちをお風呂に入れます。その後風呂掃除、洗濯をします。状況によって風呂掃除と洗濯は後回しになります。 夕食は基本妻が作ってくれましたが、時々私も作りました。
・21時に長男を2階の寝室に連れていき、寝かしつけます。
・長男が寝たらリビングに戻り、次男が寝ていなければ寝かしつけをします。
・次男が寝たら好きに過ごします。妻は適当なタイミングで寝ます。
・0時頃に私も2階の寝室で長男と寝ます。妻は夜中担当で、次男と1階で寝ます。時々担当を入れ替えていました。(入れ替えても日中は私が次男を見ていました)
3月になり晴れて暖かい日は公園に散歩に出かけました。
土日は冬だったこともあり、基本家で過ごしました。雪が積もったら長男と雪遊びをしました。
大体こんな感じです。
二人目の出産の場合は上の子にも色々な心境の変化が見られます。赤ちゃんばかりでなく、上の子のこともしっかり見てあげましょう。
産後はママの身体の回復のために出来るだけパパが主体となって育児家事を行いましょう。

なんだかんだやることは多そうやの

産後のママは精神的にもナイーブになりやすいし、色々やってくれると助かるわぁ。

大変なのは分かりますが、感情的にならず、一家の主としての器を見せましょう。
まとめ
育児休業の概要についてはしっかり自分で確認するようにしましょう。
不安はあると思いますが、あまり難しく考えず、奥さまや会社と相談しながら時間に余裕を持って進めるようにしましょう。
繰り返しになりますが、私は男性の育児休業取得を強くオススメします。
赤ちゃんのため、ママのため、そして自分のためにも必要なことだと思います。
私は約2ヵ月取得しました。最低でも1ヵ月は必要。少し余裕を持って2ヵ月、理想を言えば3ヵ月取れると良いでしょう。 しかしあくまで私の考えなので、1ヵ月で十分だという方もいれば、半年、1年取るという方もおられるでしょう。そこは奥さまや会社と相談して決めていただければいいと思います。
育児休業に必要な書類の詳細は会社に聞くようにしましょう。そして余裕を持って準備するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
私は二人目ということもあり、ある程度分かっているぶん余裕を持って過ごすことが出来ました。
赤ちゃんでいる時間は非常に短く、とても貴重です。
この時間を出来るだけ長く一緒に過ごし、赤ちゃんに沢山の愛情を注いであげてください。
この記事が皆さんに少しでも参考になれていたら嬉しいです。
良かったと思っていただけたら、ご家族や友人、同じよな環境の方にも共有していただけると幸いです。
皆さんの人生がより豊かになることを願っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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