“役員に選ばれたら責任を果たせ” 保育園の保護者会役員に選ばれた私が感じたこと

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おかぴ
おかぴ

こんにちは、おかぴです。

今年度の保護者会役員に選出されました。
こういった役員て面倒ですよねー。
正直役員に選ばれたくなかったし、できればやりたくないしめちゃくちゃ面倒くさいです。
しかし自分で言うのもなんですが、私は昔から責任感が人一倍強く、
頼まれたら期待値の120%を出すという風に心掛けています。
そんな私が役員の仕事をこなす中で感じたことは、
“役員に選ばれたら責任を果たせ”です。
少しきつく感じますが、私がそう感じた理由をお話しします。

傍観者が多すぎる
私は役員会で何か決めごとをしないといけないとなった時、率先して考えて案を提案するようにしていますし、場を仕切ったりもしています。
なんでそこまでするのと言われても、正直な所私もそこまでしたくないですし、
面倒ですし、率先してやってくれる人がいれば丸投げしたい気持ちです。

この世の中は、複数人がいる一つのグループがあるとしたら、ほぼ必ず3:4:3の割合になります。(或いは2:6:2)
この割合は何かと言うと、出来る人3割、まぁ普通が4割、いても意味無い或いは足を引っ張る人が3割います。
そしてこれは私の体感ですが、
出来る人3割はは常に期待値の120%を出す努力をしています。
まぁ普通の人4割は、言われたことの60~80%ぐらいやればいいやという感じでやっています。
残りの3割は0~40%ぐらいやっているという感じでしょうか。
率先してやる3割を除けば、7割は正直言ってほぼ傍観しているだけで、役割が決まったらまぁそれなりに動くという感じです。

これは実際にあった話ですが、あるイベントのある出し物を6人で考えて実行する事となり話し合いが行われた時、私ともう一人がずっとしゃべっていて、あと二人がたまにボソッと意見を言って、残りの二人は一言もしゃべらないということがありました。
その時以外でも同じようなことが何度もあり、ほとんどの人が傍観しているだけなんだな感じました。

前述した通り、この3:4:3の割合はどこに行っても付いてくるもので、まぁ仕方ないと言えばそれまでですが、良い大人ならもうちょっと頑張ってくれよというのが本音です。

確かに黙っていても誰かしらやってくれる人は現れます。
結局そういう方達だけで回せてしまいます。
3割の方達は後の7割の方の分の仕事もほぼほぼこなしているのです。

〇選ばれない人はラッキー?それとも…?
子供が保育園や小学生のうちに、大体の人が役員を経験すると言われています。
しかしたまに全く選ばれない人もいます。
「面倒くさいし選ばれなくて良かった!ラッキー!」と思いますが、果たしてそれは本当にラッキーでしょうか?
私も面倒くさいしできればやりたくなかったですが、選ばれて経験出来るということはその経験の分だけ人間的に成長出来るということ。
後々人生を振り返ってみたとき、果たしてやらなかったから良かったと言えるのか?それとも、やっといて良かったと言えるのか?それは結局、経験した人にしか分からない話なのです…

〇選ばれた以上責任を果たせ
役員に選ばれたということは、全児童とその保護者の期待を背負うということです。
それだけ沢山の人の目で見られるということです。
自分が保護者側だとしたらどう思うか?自分の子供だったらどう思うか?
一度考えてみてください。

例えば、保育園の夏祭りの出し物の案を出し合いましょう。となった時、あなたはどうしますか?
「誰か考えてくれるし自分は傍観していよう。」「やりたい人とかやる気ある人だけでやってくれればいいや」と思いますか?
正直その方が楽ですよね。
私も正直面倒ですし考えたくないです。
しかし前述したように、自分が保護者側なら?自分の子供はどう思うか?と考えた時、私ならどうせやるなら良いものにしたいと考えます。「誰かが考えてやってくれる。」じゃなく、自分だったらどうしたいかを考え、意見を言い、実行する。これが選ばれた者の責任ではないでしょうか。

歳が20台前半と若く、社会経験が浅いから一旦勉強のために黙っていよう。というならまだ分かりますが、30歳にもなったら良い大人です。
やるべきことは自分で考え、行動し責任を果たしましょう。

ぱんだ
ぱんだ

やっぱ出来るだけ頑張らんとこうと思うのが大半やと思うわ。

かば・こびと
かば・こびと

でもそれやとどう考えても無責任やもんの。

おかぴ
おかぴ

選ばれたからにはしっかり自分の役割を責任を持って全うするようにしましょう。

>しかし自分の行動で人の気持ちや行動は変化する
上記で説明した通り、3:4:3の割合は変わらず、ほぼ7割が傍観者だと思っていましたが、自分の行動次第で人の気持ちや行動が変化するということが分かりました。
人間の心理や、気持ちが変化した要因や私がやったことを後述致します。

〇多数に便乗する
特に日本人というのは、多数に便乗するという傾向が強くあります。
過半数以上の人がやっているならそうすべきだという心理が働きます。
これは良くも悪くも言えることで、ひとたび団結すればものすごい力を発揮する一方、多数が傍観していたら自分も出来るだけ大人しくしていようとします。
悪い方向に働くと、一人一人が折角良い能力を持っていたとしても、その力が発揮される機会が失われなんともパッとしない結果に収まるでしょう。

保育園の役員会においても、多数が傍観しているために「やりたい人だけがやればいい」という悪い習慣がが出てしまいます。
しかし、これを覆すための一例が見つかりました。
それをこれからご説明します。

〇グループを小分けにする
何か大きなイベントを行う際、4~6人ぐらいのグループに小分けするようにしました。
例えば夏祭りなら、飲食班、ゲーム班、その他イベント企画班。
というように小分けし、それぞれのグループに分かれて話し合ってもらいます。
すると2,3人が率先して進行をしたり会話を進めるようになります。
さすがに皆さん大人ですので、全員が黙っているわけにはいきません。
誰かしらが口火を切って話し始め、そこに便乗してくる方が現れます。

グループを小分けしたことにより、一人一人の責任の割合が大きくなり、2,3人が率先して話し始めたことにより残りの人が少なからず「何か言わなきゃ」という心理が働き始めるのです。
そしていざ役割分担を決める時になると、「私やります」と率先して手を挙げる方が出てきます。
そうしたらいつのまにか過半数が入れ替わり、「自分も何かしなきゃ」という心理になるのです。

〇やることを明確にする
上記のグループ分けに加え、私が実際に行ったことは“やることを明確にする”ことです。
具体的には、“議事録を付けて共有する”と、会合の前に“会合の際に決めることをピックアップして共有する”です。

“議事録を付けて共有する”
まず会合の際に毎回議事録を細かく付けるようにしました。
聞き逃しや漏れが無いように、スマホのボイスメモアプリで録音もしておきました。
PCでエクセルやPDFを使用してまでディティールに拘る必要はありません。
大抵グループLINEを作っていると思うので、LINEのノートに箇条書きでいいので議事録を書いて皆さんと共有するようにします。

話し合った内容を明確にし、見直すことでより中身を理解することが出来るようになり、一人一人の意識が高まります。
私はたまたま書記だったこともあり、皆の期待を上回るようにやるからには自分の役割を全うしないと!という気持ちで議事録をまとめていました。
少なからず、私の行動に感化されてやる気を出した方もいると思います。

“会合の際に決めることをピックアップして共有する”
議事録を付けるだけではなく、会合が行われる日の前日または当日の昼までに、会合で決めるべき内容や確認事項をピックアップして箇条書きにして皆さんと共有することで、心の準備が出来てより意識が高まります。
会合の際にもその内容に沿って進めることで、よりスムーズに話を進めることが出来るようになります。

上記二つを実行したことにより“やることがより明確”になり、一人一人の意識が格段に高くなりました。
結果、それぞれが率先して手を挙げてやる気のある生き生きとしたチームが出来上がったのです。

おかぴ
おかぴ

皆がやる気を出して率先して行動するようになることで、チームワークが良くなって結果的に楽しくなってくるんだよ。

ぱんだ
ぱんだ

確かに、縮こまって黙ってるよりいっそ皆で生き生き頑張る方が楽しい感じするな。

かば・こびと
かば・こびと

やっぱやるからには楽しみたいよの。

〇まとめ
複数人のグループは3:4:3の割合になる(2:6:2とも言う)
出来る人3割、まぁ普通が4割、イマイチが3割。
この中でまぁ普通以下の7割は傍観者である。
話し合いの中で率先して会話をしているのは3割程度でしょう。

役員に選ばれなかったことはラッキーなのか?
選ばれた人は不運なのか?
それとも…?

選ばれた以上は責任を果たしましょう。
確かに面倒くさいです。気持ちはよく分かります。
ですが、子供たちのこと、その保護者たちのことを考え、責任感を持って率先して行動するようにしましょう。

自分の行動一つで皆の気持ちや行動が変わります。
日本人は多数に便乗する習性があります。
それを逆手にとって利用しましょう。

グループを小分けにすることで、一人一人に掛かる重圧が重くなり、あるきっかけで多数が逆転すれば、皆が積極的に行動するようになります。

やることを明確にしましょう。
議事録を付けて共有する。
話し合った内容をきちんとまとめて再確認することで意識が高まります。
役員会の際には決めることや話し合う内容を事前に共有しておくことで話し合いがスムーズになりより意識を高めることが出来るでしょう。

役員に選ばれるのは嫌だし面倒です。
しかし子供も保護者も先生たちも、皆が楽しむためには役員の力が必要です。
選ばれたからにはその責任を果たしましょう。
何より真剣に取り組んだ方が楽しめます。

やるからには楽しみ、そしてこの経験を経てより人間的に成長していきましょう。
その想いが、行動があなたの人生をより豊かにするのです。

おかぴ
おかぴ

面倒くさいしやりたい人だけに頑張ってもらえばいいや。と思うかもしれませんが、率先して積極的に行動することで皆の意識や行動が変わり良いチームが出来上がるんだよ。
そして結束して役員の仕事が楽しくなってくるんだよ。

皆もやるからには責任を果たし、精一杯楽しんでください!

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